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人生takゲー

乱数とか構築とか。n番煎じだったりします。

【つくオフVGC2016部門】オリジンギラティナと狂ったポケモンたち【ベスト8】

 2/27に開催されたつくオフに参加させていただきました。自身初のダブルオフでしたがベスト8という成績を収めることができました。もう1戦勝てばスクリーンにギラティナを映してやることができたと思うと非常に悔しいですが、相手さんが数段上手かったです。

今回、採用率の低いギラティナを使っており、多くの人にギラティナを知ってほしいという願望があるため、長々と書き連ねてしまった。時間のあるときに読んでくださると幸いです。(なお、その内容は・・・)

 

元々ギラティナは以前も自分の構築で採用していた。これはギラティナの耐性の高さとシャドーダイブの性能に魅了され、使い始めた構築である。

 

tak-923.hateblo.jp

  

この構築で得られた知見を生かし、新たに考察をし、今回組んだ構築は以下の6体。

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前回の構築のクロバゲンガーがボルトクチートになった形。BIG6に対しクロバゲンガーを投げるとガルアロー先発からのハチマキブレバとグロウパンチガルーラにボコボコにされるようになったため形を改めることになった。形こそは似ているが、この形になった経緯は形を改変していったというものではなく、またギラティナから考察し直した結果である。その構築完成までの経緯については後述する。

 

以下詳細

カイオーガ藍色の珠

205-*-148-205-181-113 (非理想)

熱湯/雷/冷凍ビーム/守る

究極の安定志向カイオーガ。技については正解であるとは思っていないしもっといろいろ試す価値はあると思う。ただ、この構築では配分は図太いHBベース以外ありえない。S操作やファスガなどでオーガをサポートする体制を持たないため、単体として機能させるためにはHBがベストである。大会中ではゲングラの雷P2耐えし、B振りのおかげで勝利した試合もあった。また、Cに少し割くことでゲンシオーガへの雷の乱数が変わるのでそのラインまでCを割いた。一番打った技は冷凍ビーム。

 

ギラティナ@白金珠

239-189-129-141-117-108 (非理想)

シャドーダイブ/流星群/影討ち/守る

前回から続投。もう愛着さえも湧いてきた。追い風を守るに変更した理由は追い風ミラーした場合に上を取られる構築であるということが挙げられる。また、シャドーダイブという技が2ターンかかる技である都合上、S操作をしてもそれに見合うだけの見返りが得られない。むしろこの2ターンかかることを逆手に取り、シャドーダイブで相手のS操作のターンを稼ぐ戦い方の方がこのポケモンにマッチしている。

 

ガルーラガルーラナイト

207-143-101-*-121-112 メガ前

207-165-121-*-141-122 メガ後

恩返し/グロウパンチ/不意打ち/守る

狂気のHDガルーラ。詳細は後述。

 

トゲキッスゴツゴツメット

192-*-157-141-136-104

エアスラッシュ/電磁波/この指止まれ/守る

前回から続投のHBトゲキッスギラティナガルーラ、オーガを不意打ち等の先制技の驚異から守るのが主な仕事。オボンではなくゴツメにしたことにより襷レックウザへのケアが容易になった。電磁波エアスラで構築単位で半ば詰んでいるように見えるナットレイをゴリゴリと削っていく様はまさに白い悪魔。普通、キッスはD方面に硬いのが一般的であり、このくらいの技を打てば倒せるだろうという相手の目論見を崩し、相手に大きな負担をかけることができる。

 

ボルトロス@オボン

184-*-92-145-132-143

10万ボルト/めざめるパワー(水)/電磁波/挑発

地獄のめざ水。昔捕まえたボルトがめざ水だったため使ってみたかった。準速90族抜きで残りほぼHD、耐久指標はゼルネのジオコンマジシャ+オボンで半分弱くらい残る耐久。電磁波挑発を乱射して暇があれば10万を押すだけで十分に仕事ができ、世間一般に言われているほど扱いにくいことは無い。めざ水があることでグラに全く無抵抗ではないという心理的安心感があり、グラードン入りに対しても積極的に行動できる。

 

クチートクチートナイト

143‐150-106-*-76-84 メガ前

143-172-146-*-116-84 メガ後

じゃれつく/アイアンヘッド/ふいうち/まもる

対イベル軸の最終兵器。クチートミラーでより高い乱数でクチートをアイヘ2発で落とせるようにAは特化。電磁波が入ったジオコンゼルネの上を取るためS振り。クチートを採用してイベル軸に6割以上くらい取れるようにするか、対イベル勝率を0%にしてほかに勝つかを考えたが、ブロックに一人くらいいると思って連れて行った。事実、予選最終戦でイベル軸と対戦し、勝利へ導いてくれたため採用して正解であったと思う。

 

選出数

カイオーガ 〇ー〇〇〇〇〇 〇〇 8/9

ギラティナ 〇〇〇〇〇〇〇 〇〇 9/9

ガルーラ  ーー〇〇〇ーー 〇ー 4/9

トゲキッス 〇〇〇〇ー〇〇 ーー 6/9

クチート  〇〇ーーー〇〇 ー〇 5/9

ボルトロス ー〇ーー〇ーー 〇〇 4/9

試合結果  〇〇ー〇ー〇〇 〇ー 6/9

猫の手ダクホ構築と当たった試合はカイオーガを選出しなかったが、それ以外のスタンダードな構築との試合ではメガ重複以外さまざまな選出をしていった。

 

 以上が各ポケモン単体の話でここからは構築の詳細である。ここから先がかなり長いので構築の概観がわかればいいという方は多分読む必要はないかもしれない。ただ、後半に有用と思える単体考察を2本記しているため、そこだけはぜひ読んでいただきたい。

 

まずはこの構築の完成経緯である。以前からオリジンギラティナを使い続けてきた中で、多くの構築でギラティナに対する強力な打点は少なく、その少ない打点をシャットアウトできれば3~4回ほどシャドーダイブを打ち、相手のポケモンを2体以上倒せることが分かっていた。従って、それに対してケアをかけていくことを意識して構築を組み始めた。

これらに対して最もケアがかけられるのはフェアリータイプのこの指止まれである。つまりはピクシー(orピッピ)、トゲキッス(orトゲチック)が横の相性が良いポケモンということである。この2体は両方とも性質が異なるのでここでどちらが最適か決定することは難しい。次は、大きい驚異の話である。ギラティナでは絶対に相手できないポケモンイベルタルメガクチートである。これらに対するコマとして、いろいろ考えたのだが、メガクチートがほぼ最適解であるという結論を得た。純粋に縦の相性を見たときにゴーストと鋼以外一貫しない並びであるというのも大きいが、今回は対イベル性能の高さを買っている。ここでクチートを採用した場合、先に述べた指要員だが、クチートに打たれる地面技を無効化できるトゲキッスの方が良いという結論を得ることになった。トゲチックも可能性を感じたのだが、ゴツメでガルーラやメガレックに負荷をかけて欲しいという理由もあり、トゲキッスの方が良いという結論に至った。

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この3体は補完がよく、幅広い相手(全てとは言っていない)と戦っていくことができる。ここにもう1体の禁止伝説枠、要するにゲンシグラードンかゲンシカイオーガかの選択なのだが、ゲンシカイオーガに対してゲンシグラードンで戦っていくのは非常に苦しい立ち回りが強いられるので、ゲンシカイオーガミラーでゲンシカイオーガを倒すという選択をとった。クチート入りであり相手のゲンシグラードンへの圧力は増やすべきであるというのもある。そしてドーブルへの隙を軽減する枠としてボルトロス、あとは採用しない理由を探すほうが難しいガルーラを採用した。というより、構築全体でいろいろな無理が存在するため、それを誤魔化すために、お前ならなんとかしてくれるだろう、任せた。というガルーラ採用である。その結果、物凄い配分になったのだが、これは後述。

 次にVGC2016で最も大事な、BIG6に対してどうやって勝っていくかであるが、実を言うと、勝ちの目は1本の糸を手繰り寄せるしかない。その糸を手繰り寄せられることが体感で5割くらいあるのだが、選出の時点で相手依存であるという驚異の不安定感である。その一本の糸の始まりは

”この構築が初手のゼルネドーブルに対して明確な解答を持ち得ず、ジオコン展開に詰んでいる(ように見える)”

ということである。先発はこちらが最大限ゼルドーに厚い、ガルボルト選出をする。ではゼルドーを選出した相手はどのように立ち回るだろうか。こちらの猫+挑発の動きをケアし、だいたい両守るないし、ゼルネのみを動かすのではないだろうか。こちらの選択はゼルネに恩返し、ドーブルに挑発である。では両守るを選択し、この初動を見たゼルドー側はどう選択するだろうか。十中八九、指ジオコンである。こちらの次の選択はドーブルに挑発とゼルネアスにグロウを選択する。このグロウは相手のドーブルに吸われることになるのだが、このグロウパンチドーブルは落ちない(一般的と思われるBS配分の個体は確定耐え)。この結果、挑発の入った置物のドーブルとジオコンを積んだゼルネアスが残る。この形が完成した場合、相手はガルーラの守るとボルトロスの電磁波とドーブルを下げるか捨てるかの択と考える。しかし、こちらはガルーラはHD振りなので相手のゼルネのジオコンムンフォを耐えてゼルネアス側としては想定していない奇襲を仕掛けることができる。私の選択はゼルネアスに電磁波、ドーブル方向に恩返しである。大体、ゼルネアスガルーラの始末に来るか、ガルーラ守るボルト電磁波にケアをかけてゼルネ守るガルーラ後出しのどちらかなので、こちらは一匹も失わず、どちらでもアドバンテージを得ることが出来る。こうして数的有利を確保しあとはボルトとガルーラの置き土産を活かし、ガルーラゲングラの並びを2匹でガルーラを倒し、その後、ゲングラを詰めていくのが基本の動きとなる。おおよそこのようなプランニングをしてる時点で、BIG6相手は絶望的な綱渡りであるつまりは、メンハドーブル相手にはダクホを避けなければ勝てないし、ドーブルに初手でガルーラ猫騙し打たれても(ガルーラがジオコンムンフォで落ちてしまうようになり)勝てない。見た目の段階で結構な誘導がかかっているのでその誘導に従って動き、置物ドーブルの作成に成功した場合はほぼ勝てる(ドーブルが死んでもグロウガルーラが残ればなんとかなる)。それ以外の選択をされるとまず勝てないという、圧倒的に巨大な欠陥を抱えた構築となっている。私自身、扱っていてこの部分がとても苦しかった。

この対BIG6の苦しさがどこに起因しているかというと、コンセプトであるギラティナがゼルドーに完封されてしまうことである。ギラティナの最高の強みであるシャドーダイブドーブルのこの指で一切無効化されてしまい、ギラティナゼルネアスに触れることができない。そもそもシャドーダイブは2ターンかかる技でありながらガルーラにもドーブルにも攻撃を無効化されてしまうのがギラティナが抱える最大の欠陥である。これを最も効率よく解決するためには、先発でゼルネアス+ドーブルを選出してもらい、それを狩る以外に無い。結論を述べると

ギラティナを選出してBIG6に信用可能なだけの勝率を出すことは不可能である

そして、オーガ+一般枠3匹選出でBIG6に勝つことを目指した場合、相手のイベルタルクチート、あるいはディアルガに勝つことがほぼ不可能となる。つまり、ギラティナ入りでありとあらゆる構築に一定以上安定して勝つ構築は不可能であるというのが私が一ヶ月考えて得た結論である。逆に、ドーブルさえいなければ、本当にドーブルさえいなければ極めて優秀なポケモンであるというのもまた事実であり、ドーブル入り以外に対しては素晴らしい活躍を見せてくれる逸材である。しかし、 環境トップがドーブル入りである以上、やはりこのポケモンの活躍はある程度以上は望むことはできない、悲しいがこれが現実であると思う。逆にドーブル入り以外相手なら、ディアルガ以外とはある程度以上、戦える構築であった。

 

 

ここまではギラティナを中心としてしてこの構築を見ていったものだが、ここからは、この構築の中で誕生した2匹のポケモンにスポットを当てていきたいと思う。

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HDメガガルーラとHBゲンシカイオーガである。

まず、HDメガガルーラが誕生した経緯だが、元々はS操作された状態のゲンシカイオーガの潮吹きを耐えて殴れたら対オーガ入りでの試合運びが非常に楽になるというところからである。そのために当初は今より若干Dが低いがDに振ったメガガルーラを使っていた。そしてこの考えの延長で、ゼルネのジオコンムンフォを耐えたら対ゼルネアスが非常に楽になるという発想でDを伸ばした。そもそもこのVGC2016ルールにおいて、ガルーラはA特化しても確定1発にできない高耐久ポケモン、もしくは無振りでも倒せるペラペラサポートポケモンの耐久二極化状態であり、それであれば耐久にガッツリ割いてしまっても問題は無いだろうという考えがこの根底にある。そしてこのガルーラが相手へ確実な削りを入れてくれることにより、以下のHBカイオーガが活きてくる。

前回の構築記事でも述べたが、Cに降り潮吹きを通して制圧を目指す構築はゲンシグラードンの後出しへのケア、高火力先制技へのケア等々、確実に通すために求められる要素が多すぎて私には扱うことができなかった。そのため、役割を高火力を通して相手を制圧するのではなく、試合の中で求められた役割対象への確実な遂行へシフトしていった結果、断崖の剣2耐えのゲンシカイオーガが誕生した。この結果、強力な先制技や高火力に晒されても耐えて、確実に役割遂行をこなしてくれ、いかなる盤面でも動くことができるようになった。火力が足りないと感じられる方が多いかもしれないが、先に述べたHDメガガルーラが十分に削りを入れてくれるため、火力不足に苦しむことなく、十分な遂行力を示してくれる。今回、対オーガがかなり面倒な構築を使っていたため、雷採用型だったが、取り巻きをオーガに強い形をし、潮吹き熱湯冷B守るの型し、制圧力も一定以上維持した型にする方が、強いだろう。

どちらも従来の発想とはほぼ真逆のタイプの配分だが、この2体は非常に高い安定性と扱いやすさを持っているため、特別に紹介させていただきたい。

 

 

 

 今回、2016年2月27日という、ポケットモンスター生誕20周年のこの日につくオフに参加させていただいて、 大した結果ではありませんが納得できるだけの成果を得ることができました。運営のつくポケのみなさん、そして対戦してくださったみなさん、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホンマドーブルクソ ハヨダクホキンシニナレヤ