人生takゲー

乱数とか構築とか。n番煎じだったりします。

[VGC2016]クロバットとファイアローの比較 [単体考察]

  一般枠単体考察第1弾。初回の今回はGSの2大追い風要員、クロバットファイアローについて行う。 

この2体はフェアリー耐性持ち、(ほぼ)全ての猫騙しを防げるファストガード持ち、挑発持ちと、共通点の多い2体である。この2体のそれぞれの特徴についてまとめる。

 

 まずは純粋な種族値の比較である。以下の表1にこの2体の種族値を示す。

 表1.  クロバットファイアロー種族値
  合計種族値 HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早さ
クロバット 535 85 90 80 70 80 130
ファイアロー 499 78 81 71 74 69 126

 この表1から、クロバットは特攻以外の種族値ファイアローを上回っていることが分かる。特に耐久水準が違う点がこの2体では注目するべき点である。

 

 次に特性の比較である。以下の表2にこの2体の特性を示す。また、特に用いられる特性は赤色で示している。

 表2. クロバットファイアローの特性
  通常特性 夢特性
クロバット 精神力 すり抜け
ファイアロー 炎の体 疾風の翼

 クロバットは精神力を持ち、猫騙しに屈することなく追い風等を展開することができる。追い風に限らず、相手のトリックルーマーやドーブルに対する挑発を通しやすい。一方、ファイアローは疾風の翼を持ち、悪戯心挑発に屈することなく追い風を展開することができる。また、優先度1で追い風を発動できるため、相手に追い風等を展開された後にも追い風を通しやすく、切り返しやすい。

 

 次に技の比較を行う。以下の表3にそれぞれ有用な技と習得可能性を示す。

 表3. クロバットファイアローの有用な技
技名 クロバット ファイアロー
追い風
ファストガード
挑発
ブレイブバード
横取り
怒りの前歯 ×
黒い霧 ×
吹き飛ばし ×
催眠術 ×
怪しい光 ×
フレアドライブ ×
オーバーヒート ×

  クロバットは怒りの前歯を覚えるため、ACに一切の努力値を割かずとも霊以外の全てのポケモンのHPを大きく削ることができる。また、ジオコンメタの黒い霧とトリルメタの吹き飛ばしを覚える。一方、ファイアローは炎技を豊富に覚えるため、構築によっては重くなりがちなナットレイクチートに強打することが可能である。

 

以上の比較により補助に寄っているのがクロバット、自身も攻撃的なものがファイアローという認識で間違いないだろう。以下に使用例の一例を示す。

 

クロバット

臆病型

191(244)-*-100-*102(12)-200(252)

怒りの前歯/追い風/挑発/ファストガード 

 恐らく、最も一般的に使われているクロバットの技構成である。オーガレックの並びに組み込まれ、カイオーガのSサポートと怒りの前歯でメガレックウザの神速圏内に入れる立ち回り、ガルアローイベルなどの不意打ちブレバからオーガを守り、潮吹きサポート等を1枠で担える。しかし、このポケモン自身に決定力がないため、隣の禁止伝説での火力の押しつけがうまくいかない場合、負けに直結する点は注意しておくべきだろう。持ち物はドーブル相手に隙を見せないラムがオススメ。次点に耐久底上げが期待できるオボンのみ、悪戯挑発相手に追い風を展開できるメンハが候補か。

 

ファイアロー

陽気型

153-133(252)-91-*-90(4)-195(252)

ブレバ/追い風/ファストガード/挑発 @襷/ラム/珠

 ブレバで決定力を持てる点がクロバットとの違い。火力を求めて意地にしてしまうとファスガでマニューラなどの猫騙しを防ぐことができなくなってしまうのでNG。ファイアローはグラゼルネやシンオウ竜入りの構築で多く採用されている。S操作だけでなく、ゼルネアスグラードンで削りきれなかった相手を狩りとる仕事を任される場合があるため、クロバットでは務まらない役回りである。ラム追い風+挑発でドーブルに強く出るか、珠で多くの禁止伝説を確定2発に入れるか、襷をもって2手3手の行動を目指すかは構築との相談である。

 

無邪気型

153-121(156)-91-107(100)-80-195

ブレバ/オバヒ/追い風/ファスガ @珠

 オーバーヒートを採用することでゲンシカイオーガの根源の波動耐えのクチートを倒すことを仕事に加えた型。オーガ入りなどのクチートナットレイの処理にもたつきやすい構築で採用するのが良い。相手はファスガを打っていればファイアローにて出しされることはないと高をくくっている場合が少なからず見受けられるため、奇襲性能はかなり高い。